耐震リフォームについて
昭和56年 (1981年) 以前に建てられた家は耐震診断をお勧め致します。
これは建築基準法の改正が起因します。
古い基準で建てられた建物は、現在必要とされている耐震性能を満たしていないというのが殆どです。そして耐震リフォームを行う上で重要な事、それは『適切な診断と対策』です。
日本は世界の中でも有数の地震の多い国です。
実は世界で起きているマグニチュード7以上の地震のうち、10回に1回は日本や日本の周辺で発生したものです。
両親から譲り受けた思い出のある家をいつまでも残していく為に、まずは『耐震診断』だけでも行ってみてはいかがでしょうか?
但し、業者を呼んだ際にきちんとした耐震診断もせずに、依頼主の不安感を煽り、耐震工事を迫る悪徳リフォーム業者には注意しなければなりません。
様々な業者の話を聞き、皆様の住まいにとって最適な耐震リフォームが行える業者を選別する事が重要です。
専門業者を選ぶ際のポイントをご紹介致します。
注意しなければいけないのは、良い業者か悪質な業者かを見分ける事です。
下記の様な業者には特に注意が必要です。
1、契約を急かす業者
→『今すぐ工事を!』と言ってくる様な業者は要注意です。
2、金物を強く薦めてくる業者
→接合部だけの補強は必ずしも正しいわけでは有りません。こちらも注意が必要です。
3、内容が不明確な状態であるにも拘わらず、説明を怠る業者
→追加工事等、後々聞いていない費用が発生する事にも発展しがちです。
事前にはっきりと説明をしてくれる業者さんを探す事をお薦め致します。
皆様の住まいを長持ちさせてくれる良い業者さんと巡り合える事を願います。